リーダーに求められる役割とは

リーダーシップの重要性

リーダーに求められるもの

IT系の業務などを代表に、社内だけでなく社外の関係者とともに一つのプロジェクトを行うということが当たり前になってきています。
広告業であればデザイン事務所や印刷会社、メディア系制作会社といったところと一緒に仕事をしますし、不動産業なら住宅メーカー、建築会社、インテリア系会社などといったように、他ジャンルの企業との連携は必ず起こってくるでしょう。

そうした複数の企業や取引先と連携して仕事をしていくときには、必ずプロジェクトリーダーが設定されます。
プロジェクトリーダーは、その業務を行うときのまとめ役です。
それぞれ複数の会社がどのような進捗で作業をしているかを把握するとともに、最終的なプロジェクト完了に向けて陣頭指揮を取っていくことになります。

「リーダー」というと管理職的な意味合いが強いですが、プロジェクトリーダーは役職に関係なく任命されることが多いものです。
特に広告代理店や住宅メーカーなどでは、若いうちから担当することがよくあります。

リーダーというと聞こえがいいですが、実際には雑用も多いまとめ役であることが多く、実際の業務ではかなりの負担と責任が発生します。
そこでプロジェクトリーダーになったなら、まず自分一人で何もかもを抱え込むのではなく、他のメンバーと情報を共有しながら適切な配分で業務を進められるようにしていきましょう。

このとき自分本位に勝手に仕事を分配したり、責任をなすりつけるようなことをしてしまっては、メンバーの気持ちも離れてしまいます。
リーダーになったなら何よりも公平性と透明性を意識し、誰の目から見ても納得のいく分配を意識していくようにしましょう。

リーダーに求められる役割

リーダーとして仕事をしていくということは、自分が中心となって他の人同士をつなぐ役目をするということです。
複数の部署や会社がそれぞれ担当している業務内容について、リーダー役が情報を集め、それを共有するようにします。

もしどこかで遅れやミスが発生した場合には、その原因を調査してどうフォローしていくかということをメンバーとともに考えていきます。

リーダーにもいくつかのタイプがありますが、現代の業務におけるリーダーの役割においては情報の隠匿や密室での決定といった属人的な方法は、むしろ問題を悪化させる要因となってしまうので全く推奨できません。

自分の力だけで連絡や確認が難しいという場合は、ビジネスツールとして使えるアプリケーションも多くリリースされています。
そうした便利なツールを用いることで、いちいち伝言ゲームのような連絡をしなくても一度に情報の可視化が可能です。

メンバー全員の目標意識を明確化することと、当面達成すべき課題をきちんと与えるということで、チーム全体が活力を持って動いてくれることでしょう。