リーダーシップを身に付ける上で意識すべきこと

意識すること、ポイント、注意点

リーダーシップ

リーダーシップとは、グループやチームのリーダーとなってその団体が一つの目標に向かっていけるよう、先頭に立って指示・指導をしていく役割のことです。
学生時代には学級委員や生徒会長、サークルの会長などリーダー的役割を経験する機会もあることと思いますが、基本的にはそうした組織のリーダーと会社におけるリーダーとしての役割は変わりありません。

よいリーダーのいる組織というのはスポーツでも勉強でもよい成績を上げることができるものですが、それはリーダーが個々の力を引き出し組織としてより高い力を出すための役割をしっかりと果たしているからです。

理想的なリーダーとされる適性にはいくつかのタイプがありますが、いずれのタイプにも共通している特徴があります。
それは「明確なタスク管理」や「目標設定」「人員の評価基準の明確化」といったことです。

組織として活動をする時には、いくら優れた力を持ったリーダーであっても、一人だけで行うことはできません。
そこで構成する人員に対し、いつまでにどのような仕事をすべきかということを明確に指揮していくことにより、個々人がモチベーションを保ち、高いパフォーマンスを全体として出していくことができるのです。

「悪いリーダー」にありがちなこと

会社で仕事をしていると、誰でも一度くらいは「嫌な上司」にあたるものです。
嫌な上司は良い上司よりもかなりパターンが限定されており、その中のどれかに当てはまっていれば「リーダーシップがない」とういことになります。

具体的には「気分でコロコロと命令や規則が変わる」「責任を取らない、責任を部下に丸投げする」「無関心である、または過剰に干渉する」などです。

他にも見せしめとして恥をかかせるような叱り方をするなど、全体のモチベーションを著しく下げるような行動は人望を下げ、仕事のパフォーマンスを下げるだけで全くメリットになることはありません。